たまには音楽そのものの話題

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音楽基本規則である楽典内容から、

今日は、「スラー」で記事を書きたいと思います。

ちなみに、普通にスラーって何?ってきくと
なめらかにと答える人が多い、じゃあ、なめらかに?ってなに?と聞くと
??となるし、二音間のスラーはどうするの?と聞くと、さらに????となる人はかなり多いです。

音楽の基礎事項が書いている教本に
「楽典」という本がありますが、
実は、この本に答えがきちんとのっています。

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二音間についているスラーの強部は、初めの音になる
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例えば、テノールアリアだと
トスカの「recondita」の最後で
トースカーーーーセイ トゥーで
トーの伸ばす部分が一番高いから、強い音で出しがちだが
ここにはしっかりスラーがあるので、Bは、その前後よりも弱くだせよ・・・ってプッチーニは言ってる事になります。

コレッリは、割とBよりそのあとが強めで、楽譜を忠実に再現しているのが聞き取れます。

オペラを例えに出しましたが、

小林秀雄作曲の「落葉松」、、、これは、作曲家が意図してわざとスラーをつけている
代表曲みたいなイメージでいる私ですが・・

名曲だけに、様々な動画がyoutubeにアップされていますし、
聞き比べる事ができますし、合唱曲としても人気があります。

前述の視点で聞き比べると、

からまつの~
で始まるのだが、
”か”と”ら”には スラーがある

なので、”ら”は強く歌ってはならないという事になる
というか、膨らますのもダメだ!

から と 松が分離されて聞こえてしまう。

らを弱くしないから
”か”がよわくて、”ら”と 小節頭の”ま”がつよくなって

”から”と”まつ”が別々に聞こえてきて、
空と松?ってなる・・

”ら”を、楽譜指示通りに弱く歌えば、 落葉松 に聞こえるのに・・

ちなみに、これ、
私が四半世紀前に、小林先生から直接伺いました。

ただ、楽典で決めている規則からも当然のはずなのに・・、

”ら”はあんまりいらんのだよ・・・ ”ら”をたっぷり歌うのではなくて、”か”をたっぷり目にして、松から音楽を流すとすっきり流れるのに・・・
なぜ”ら”をタップリうたいたがる・・・ 音が高くて歌いやすいからか??っていう・・

これをまったくやっていない合唱団演奏や、ピアニスト伴奏が実に多い。
楽典力やいかに・・・ 合唱はアマチュアだけど、ピアニストさんは、専門の勉強をしたろうに・・と思ってしまう。

むしろ合唱録音だと、うまいことやってる演奏を見つける事ができない><

ソロの動画になると、上手いこと歌っている人も、きちんと弾いているピアニストも多いが、ダメなぱたーーんも相当数いる・・・
ソロで歌う人ってのは、この辺の責任があるような気がする。

からまつのアクセントが”ら”に来たら、なんだかわからないだろう!!っていう・・・
その昔、ご本人があちこちで指導してたのに、結局ダメなぱたーーんで定着してしまっているような気がします

”スラー”でした。